非公開求人とは、転職サイトで検索しても出てこない匿名の求人のことです。
オープンにされていないため、キャリアアドバイザーから直接紹介されるケースがほとんどです。
非公開求人には、次の特徴があります。
- 条件が良い
- 倍率が低い
- レアな求人が多い
- 誰でも応募できるわけではない
なぜこのような特徴があるかというと、非公開となる理由を知れば納得できます。
なぜ非公開となるのか
非公開求人が、なぜ「非公開」とされるのかは、次の理由があるからです。
- 一般公募にすると募集が殺到するため
- 募集人数が少なく採用コストが合わないため
- 急募で、一般公募では間に合わないため
- 管理職求人で、周りへの影響を配慮して
- 新着で、公開される前に決まってしまうため
詳しく解説します。
一般公募にすると募集が殺到するため
有名病院や大学病院など人気のある求人は条件が良いため、一般公募にすると募集が殺到するからです。
応募が多すぎると採用事務が煩雑となるため、実績のある転職サイトに任せる形をとります。
任されたキャリアアドバイザーは、医療機関からの信用もふまえ、「この人なら」と選んで紹介します。
募集人数が少なく採用コストが合わないため
特殊なスキルが求められるレアな求人は、募集人数が少なく採用コストがあわないため、非公開の形をとります。
誰でも良いわけではないので、キャリアアドバイザーに探してもらう方が効率よく見つけられるからです。
急募で、一般公募では間に合わないため
急募のため、一般公募では間に合わないケースです。
転職サイトの掲載して応募が集まるのを待っている暇はありません。キャリアアドバイザーに急いで探してもらうわけです。
管理職求人で、周りへの影響を配慮して
管理職クラスの求人となると、内外への影響もあるため、非公開となるケースが多いようです。
管理職の求人がオープンになってしまうと、そこで働くスタッフに動揺が走るでしょう。次のポストを狙っていた人には、モチベーションを下げてしまうかもしれません。
高いポスト程、その後任は内密に探したいものです。
新着で、公開される前に決まってしまうため
新着求人の中で条件の良いものは、公開手続きを待たずしてキャリアアドバイザーからの紹介で決まってしまうものです。
そのため、結果的に非公開求人となってしまいます。
非公開求人を引き当てるには
- キャリアアドバイザーと密に連絡をとる
- スキル・実績をアピールする
- 縁頼み(機会を増やす)
キャリアアドバイザーと密に連絡をとる
キャリアアドバイザーと密に連絡をとることです。
積極的にかかわることで、優先的に紹介してくれるようになります。
スキル・実績をアピールする
高いスキル・実績があれば、非公開求人にマッチする可能性が高くなります。高い要件を求める求人も多いからです。
経験したことのある「科」はもちろん、医療系の資格をお持ちなら、積極的にアピールしておきましょう。
縁頼み(機会を増やす)
非公開求人は、縁の要素が強いです。
それ故、登録しているサイト数が多いほど、非公開求人に出会える可能性が高くなります。
その反面、キャリアアドバイザーとの面談回数も増えるため、時間がとられる一面もあります。
何社に登録するかは、現在の状況を踏まえた上で、無理のない範囲で判断しましょう。
詳しくは下記を参照ください。
≫ 複数サイトに登録するメリット・デメリット