転職サイトに何社も登録して良いのですか?
結論、構いません。
大手転職サイト「リクナビNEXT」の公式HPには、次のことが書かれています。
1社の転職エージェント(人材紹介会社)から紹介される求人案件数は、平均して数件です。より幅広く求人を比較検討した上で活動を進められるように数社~10社程度はご併用いただくことをお勧めしています。
引用)リクナビNEXT|転職エージェントを活用するポイント
このように転職成功者にとって複数登録は当たり前。より多くの求人を比較検討し、転職に成功しています。
当サイトでも、複数の転職サイトへの登録をおすすめしています。転職サイト各社のそれぞれの強みを活かしつつ、あなたにとってベストな職場を見つけましょう。
複数の転職サイトへ登録するメリット
複数のサイトへ登録するメリット
- ベストな職場に出会える可能性が高くなる
- 2社目以降は登録がラク
- セカンドオピニオンが聴ける
ベストな職場に出会える可能性が高くなる
複数のサイトへ登録すると、それだけベストな職場に出会える可能性が高くなります。
たとえあなたにピッタリの求人があっても、その転職サイトに登録していなければ出会うことはありません。少なくとも大手数社には登録しておくべきです。
転職サイト各社は、専門分野・地域・年収などの様々な切り口で得意分野を持っています。1社しか登録せずに毎日情報を追い続けても、条件に合う求人が見つかるとは限りません。
特に個人病院やクリニックが、何社もの転職サイトに求人を出しているとは考えにくいです。
転職は「縁」のもの。できるだけ可能性は広げておきましょう。
2社目以降は登録がラク
2社目以降の登録は、とてもラクになります。
1社目は迷いながら、時間を費やして登録したことでしょう。人生を左右する重要な登録なので、慎重になって当然です。
でも要領がわかってくると、スムーズに入力できるようになります。自己PRを含め様々な準備も整っているので迷うこともありません。
頭が冷めないうちに、一気に登録することをおすすめします。
セカンドオピニオンが聴ける
複数のキャリアアドバイザーと面談することで、セカンドオピニオンを聴くことができます。
転職活動において、キャリアアドバイザーとの相性は重要です。相性が合えば、あなたの良い部分をより多く引き出し、様々なアドバイスとともにベストな職場へと導いてくれます。
逆に、キャリアアドバイザーによっては自分の手持ちの求人しか紹介してくれない場合があります。同社の転職サイトに求人があるにもかかわらず、応募させてくれないのです。
本当に信頼できるキャリアアドバイザーを見つけるためにも、複数のサイトへの登録をおすすめします。
複数の転職サイトへ登録するデメリット
複数のサイトへ登録するデメリット
- 登録・管理に手間がかかる
- 情報が多いと混乱する
- 面談などに時間がかかる
登録・管理に手間がかかる
サイトの数が増える分だけ、登録や管理に手間がかかります。
2社目以降の登録がラクとはいえ、慎重さは必要です。
メールも登録したサイトからそれぞれ送られてくるので、区別して把握しなければなりません。
IDやパスワードもサイトごとに管理が必要です。パスワードの管理が面倒だからと使い回しはNGです。
情報が多いと混乱する
情報量は登録した分だけ増えるので、混乱しやすいです。
複数のサイトで情報収集していると、どこにどんな求人があったか覚えきれないかもしれません。求人条件を変えて検索すれば、さらに選択肢が増えていきます。
サイトのマイページやお気に入り設定などを活用して情報を整理しましょう。
面談などに時間がかかる
転職エージェントの場合、登録した分だけ面談回数が増えます。日程調整も含めて、時間も必要です。
なお、複数に登録していることはキャリアアドバイザーにハッキリと伝えましょう。競合がいれば他社に負けまいと良い求人を出してくれることも考えらるからです
複数登録した場合に気を付けること
複数登録した場合に気を付けること
- 同じ求人に別々のサイトから重複応募しない
- 転職が決まったら他のサイトへの連絡を忘れずに
同じ求人に別々のサイトから重複応募しない
同じ求人に別々のサイトから重複して応募しないよう注意しましょう。
2回応募すれば確率が上がると勘違いしているかもしれません。
採用側からすると、管理のできていない人と判断されてしまいます。実際には片方だけにOKを出せないので、両方で不採用となります。
採用する側も真剣です。応募は慎重に行いましょう。
転職が決まったら登録した全サイトへ伝える
転職が決まったら、登録したすべてのサイトに必ず伝えましょう。
転職が決まったことを知らないキャリアアドバイザーは、引き続きあなたのために探し続けてくれているかもしれないからです。
あなたのために尽力してくれたキャリアアドバイザーに感謝を込めて連絡しておきましょう。